造形設備:ProX DMP 200(3D Systems社)
造形方式:PBF(パウダーベッド方式)/レーザービーム
造形機のワークサイズ:140mm(W)×140mm(D)×100mm(H)
造形品の材質:銅合金 (MA-CCR25L/導電グレード 三井金属鉱業製)
二次加工の内容:切削仕上げ(嵌合面)
熱処理(固溶化熱処理/析出硬化処理 等):有り
銅合金で、実験用器具を3Dプリンターで造形製作を行いました。既存品は、溶接で複数部品を組み立てて製作しておりましたが、内部構造の溶接部(接合部)が電磁波に影響を与えるということから、3Dプリンターで一体造形を行いました。3Dプリンター用の銅合金は、造形したままですと、導電性が低い状態ですので、熱処理を行うことで、導電率を95.5%まで向上させています。嵌合部は、精度を向上させるための二次加工(切削加工)を行っています。
〇ヒートシンク 〇銅コイル(IH関連) 〇導波管 〇EV関連コンポーネント など
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