伊勢丹新宿店本店で、3D計測をその場で行い、60分で自分の足に合ったカスタマイズシューズが作れるサービスをスタートするようです。
3Dプリンターの大きな特徴の一つが、「オンデマンドでのものづくりが可能になること」なので、これに合致する非常に面白い取り組みだなあと感じました。
Made In Space(メイドインスペース)社による、「かさばる部品を宇宙に打ち上げるのではなく、その場で3Dプリントしてしまうことを目指すプロジェクト」がNASAから、79億超の資金調達をしたということもニュースになっていましたが、将来は、モノづくりの「場所」による制約がなくなるのかなあと感じています。
以下、引用いたします。
三越伊勢丹ホールディングスは7月17日、顧客の足のサイズを3D計測器で計測し、サイズに合った商品を店頭やオンラインで提案する新たなサービス「your FIT 365」を、伊勢丹新宿店本店2階の婦人靴売り場に導入すると発表した。
計測した足のサイズに合わせ、約1000種類の商品の中から最適な商品を提案する。
8月28日に婦人靴売り場をリニューアルし、新サービスを開始。同時期に「your FIT 365」の専用アプリもリリースする計画だ。
出典:ネットショップ担当者フォーラム(三越伊勢丹が靴売り場にデジタル活用――3D計測器で足を計測→店頭在庫などからレコメンド&3Dプリンターでカスタマイズシューズ)
今後、ODECにおいても、金属3Dプリンターの特性を生かした画期的なサービスを世の中に提供していきたいと考えさせられるニュースでした。