金属3Dプリンターでの製品製造を検討するにあたって、まずはどれくらいの価格になるのか、最も気になる部分かと思います。
一般論で申し上げますと、切削加工やプレス加工で実現できる製品は、金属3Dプリンターで作るとコスト高になることが多いです。
逆を言えば下記のような製品は、金属3Dプリンターで作ることでコストメリットが出る可能性があります。
①形状が複雑で、金型作成が必要だが、一品一様で小ロット生産が必要なもの
②微細形状・複雑形状のもの(ラティス構造など)
③水管など内部形状を持つもの
④複数部品の組み合わせ品の一体形状化
また、造形品のサイズによっては、一回の造形での複数個どりなども行うことによって、
切削品やプレス品の価格に近付けることはできます。加工難易度によっては、金属3Dプリンターで造形したほうが安い製品も出てきております。
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