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【第16回】宇宙分野での活躍が期待される金属3Dプリンターの技術

人工衛星イメージ

一昨日、Engadget 日本版にて下記のようなニュース記事が配信されていました。

3Dプリンタで人工衛星の部品をプリント。宇宙での組み立てや部材製造も視野に~

 

ニュース記事の趣旨はこうです。

「カリフォルニア州マウンテンビューのモフェット・フィールドにある何の変哲もない建物の中では、未だどこのベンチャーキャピタルにも手をつけられていない80人の会社、Made In Spaceが次世代の人工衛星と宇宙探査のための道具を作っている。中でも目を引くのが、初めての自己製造衛星で、3年以内の完成を目指している。・・・」

 

この中の自己製造衛星とは、その人工衛星のミッションに必要な部品などを、3Dプリンターと自動組み立て技術を利用して、地上ではなく宇宙で作ってしまおうというもの。

組立済み部品を搭載し、宇宙に発射することと比較し、3Dプリンターの材料は密度が高くかさばらないため、場所が節約できるとのこと。またロケット発射時の衝撃に耐える必要がないため、壊れやすくても軽量な設計が可能になるとのことです。

 

とりわけ興味深い内容だったのが、この「Made In Space社」は3Dプリンターの材料も宇宙で調達しようと計画しており、具体的には、月面などの「レゴリス(表土)」を3Dプリンターの材料に転換し、これを使って、強度・気密性の高い構造を作ろうと計画しているそうです。非常に夢のような話ですが、技術的には実現可能と考えられているようで、最終的には隕石から宇宙船を作る長期計画も進められているとのこと。

 

3Dプリンターの今後に胸が躍る内容です。