5月28日付のニュースで「3Dプリンターで電気自動車用のバッテリーが作れちゃう新技術の効率性よ!(ギズモード・ジャパン)」という記事が掲載されていました。
「3Dプリンターで電気自動車用のバッテリーが作れちゃう新技術の効率性よ!」
(5/28(金) 9:30ギズモード・ジャパン)
〇武蔵精密工業が出資するSakuu Corporation(米カリフォルニア拠点)が、3Dプリントで電気自動車用のバッテリーを印刷できる技術を発表したとのこと。
〇AMプロセスにより、セラミックと金属の積層による固体電池を製造できるとのこと。この固体電池は、従来のリチウムイオン電池と比べて小さく軽量であるという。
〇またこのAMプロセスは、必要に応じ様々なサイズや種類のバッテリーを製造できるとのことで、素材もリサイクルされた金属とセラミックを使用するため、環境負荷軽減にも役立つとのこと。
固体電池(全固体電池)とは、電流を発生させるために必要でこれまで液体だった「電解質」を固体にした仕組みの電池のことです。従来使用されているリチウムイオン電池と比較し、「小型化や大容量化などサイズや形状の制限に縛られず、寿命が長く、液漏れがなく安全性が高い。」という特徴があります。ただし電池としての出力があげづらいというデメリットもあり、今後の開発が期待されています。
この3Dプリントシステム(AMプロセス)は、金属焼結とバインダージェッティングを交互に繰り替えていくような作り方とのことです。それにより、金属とセラミックの積層の形状を作り出しているだと思います。3Dプリンターでいろいろな技術や製品が開発されつつある昨今、私たちもいろいろな分野にアンテナを張りながら、この金属3Dプリンター造形のサービスを提供していきたいと思います。
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