製品開発・試作のサイクルタイム大幅短縮と量産まで

LPM325S(sodick製)を導入しました。

ODECは、2022年6月23日 sodick製の金属3Dプリンターである「LPM325S」を導入いたしました。金属3Dプリンターとしては、2台目の導入となります。

これまでは、3Dsystems社製の金属3Dプリンターである「ProXDMP200」による、AM(3D)造形サービスを提供しておりましたが、「LPM325S」を導入することにより、造形可能サイズおよび対応可能材質の幅を広げ、AM造形における更なるサービス提供力の強化に取り組んでまいります。

 

 

LPM325Sの仕様

最大造形物寸法 (mm): 250 x 250 x 250

最大積載質量(kg): 120

レーザー最大出力(W): 500

金属粉末(LPM325Sで造形可能な材料):

・ULTRA 21(マルエージング鋼)
・OPM HYPER 1(コバルト free マルエージング鋼)
・SUPERSTAR 21(SUS420J2)
・SVM(金型向けオリジナル特殊鋼)
・OPM STAINLESS 316
・OPM STAINLESS 630
・CT PowderRange Ti64 F(64チタン)
・CT PowderRange 718 F(インコネル718)
・CT PowderRange CCM F(コバルトクロム)
・CT PowderRange ALSi10Mg F(アルミニウム)

酸素濃度: 500PPM 以下

 

LPM325Sの特長

金属3Dプリンターの稼働率向上

LPM325Sは、金属粉末の溶融凝固による3D造形と、造形物への基準面加工を1台の機械で行う金属 3Dプリンタで、「粉末交換作業やメンテナンスなどによる“非稼働”時間を大幅に削減し、現場の生産性の鍵となる“稼働率”アップに貢献。

 

1台のマシンで多彩な金属粉末造形を実現

独自のMRS(Material Recycle System:粉末自動供給、粉末自動回収、粉末自動ふるいを行うユニット)を標準搭載。作業者による簡単な交換作業で、複数の多彩な金属粉末造形に対応。(*鉄系・SUS系・アルミ・チタンの金属粉末に対応)

 

造形不良を未然防止&超高速造形(オプション)

「造形モニタリング(オプション)」機能を搭載し、造形物状態や各部の稼働状態を高度なセンシング技術で常時監視することで、造形不良を未然防止。また、「デュアルレーザ(オプション)」を搭載することで、従来比2倍以上(弊社従来機比)の造形速度を実現。

 

LPM325S_ProXDMP200

>>製品詳細(メーカーHP)