・射出成型品やダイカスト製品の生産性・製品品質の向上
・金型製作のリードタイム短縮(複雑形状の樹脂成型用金型など)
・金型の長寿命化(三次元冷却によるダイカスト金型の長寿命化など)
・コスト低減のためのハイブリッド造形や、冷却構造が必要な部分のみの3D造形が可能
・金属3Dプリンタであれば、直線的な水管ではなく、金型の形状に合わせた、自由な3D水管を配置
することができます。
・冷却効率が上がることで、金型生産におけるサイクルタイムの短縮に貢献します。
・数か月も製作にかかるような複雑な金型も、金属3Dプリンターであれば、数日で造形が完了し、
仕上げ加工を入れたとしても、圧倒的なリードタイム削減につながります。
・また加工代が多い金型(例えば深堀り加工が必要なものなど)ほど、リードタイム及びコスト面で、
高いメリットが得られることが多いです。
・3次元水管により、金型の温度コントロールを行うことで、焼き付きやワレ、ヒケなどのトラブルを防止して、
製造品質向上を図ることも可能です。
3D水管のイメージサンプル
250×250mm(H250mm)までの3D金型製作に対応
LPM325S(sodick)
「高強度な3D金型製作に最適な金属3D造形機」
独自のMRS(Material Recycle System)ユニットにより、材料交換の効率と、造形品質が向上。
高速3D造形が可能な金属AM(3D)造形機です。500Wレーザーを使用し、250×250×250mmのワークサイズまで対応します。
造形コスト削減のためのハイブリット造形(金属3Dプリンターで金型を製作する際に全てをプリンターで造形するのではなく、必要な個所だけを造形すること)にも対応します。
ProX DMP 200(3Dsystems)
『コスト・品質・生産能力』に優れた金属3D造形機。
微細形状や面粗さが細かい(Ra5μm)ところが大きな特徴。造形スピードも速く、材料も圧倒的に安いため、コスト面でも大きく貢献することが可能。
CNC旋盤やマシニングセンターなど、ミクロン単位の寸法オーダーにこたえるための金属加工設備も取り揃えているため、金属3Dプリント造形品の「高品質」化と短納期化に対応。
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レーザー非接触式、プローブ接触式の両方に対応する三次元測定機を2台保有。
高精度なAM造形品の品質保証を行います。
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■SUS420J2
熱処理後の高強度・高硬度が特徴のステンレス鋼材。バルブや刃物、弁座、直尺、ノズル、医療機器、シャフトなど、耐熱性、耐摩耗性の用途に適しています。金型にもよく使われている材質の一つです。
■マレージング鋼
高強度及び硬度が要求されるツールに最適な鉄系材料。高機能な3D水管金型や鋳型、各種ツールに適用可能です。
※時効処理による高強度化も可能。
■SUS316L
オーステナイト系で、耐食性に優れたステンレス鋼材。
■SUS630
SUS630相当のステンレス鋼材。優れた腐食耐性と良好な靭性、高強度を兼ね備えた金属3D材料
※析出硬化処理による高強度化も可能。
※その他の材質に関しましても、造形が可能なものもありますので、ご相談ください。
※材質により対応できるサイズが異なりますので、詳細については、お問合せください。