島津産機システムズは近畿大学と連携し、低コストな金属3Dプリンターシステムの開発に取り組んでいます。
(参考サイト:島津製作所系など、100万円台の金属3Dプリンター)
新しい金属3Dプリンターの特徴は「20cm角程度の大きさの部品製造に対応」「1つの部品は6時間~20時間ほどで形成が可能」の2点です。
樹脂と金属を組み合わせる「MEX(材料押出積層法)」方式を採用することで、今まで高額な装置であった金属3Dプリンターが100万円台に抑えられるかもしれません。
費用を抑えて設備を導入できるだけでなく、金属部品の製造もより手軽に行えるようになるでしょう。
引用:日経XTECH
低コストな金属3Dプリンターは、2024年に登場する予定です。
従来では金属3Dプリンターの価格は高く、大規模な製造にのみ使用されてきました。しかし、樹脂と金属の組み合わせによる新しい製造方法を採用することで、従来の金属部品の製造コストを大幅に削減しながら、高品質な製品を短期間で製造することが可能となるでしょう
下記の記事では、金属3Dプリンターに関する内容を詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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